旅と仕事と生き方についてのブログ

Following the path of least resistance

シンプルな生き方?

YouTubeクリシュナムルティという人のトークを視聴しました。

彼は南インド出身で亡くなってすでに30年以上経っていますが、 今どきの言い方をすれば、世界中に多くのフォロワーをもっていたインフルエンサーでした。

 

さて、動画の内容は「シンプルである(simplicity)とは何か」というテーマ。

 

シンプル(もしくは単純・簡素)であるということはどういうことか、というこの問いに対してみなさんならどう説明しますか?

 

私がすぐに思いついたのは、「ミニマリストのように必要最低限の物で暮らすこと。」でした。

 

ところが、この人が言うには、「正直でいることであり、心の中に葛藤がない状態」だったのです。

 

「正直? 葛藤がない? 」

ちょっとすぐには理解できなくないですか?

 

それでしばし考えたんですよ。どういうことなんだろうって。

 

正直=嘘をつかない(ですよね)

では嘘をつくってどんな場面?

最近自分はどんな嘘をついたのか。

 

う~ん、思いつかない。

意外と心当たりがないんですよ。

他人にたいして嘘をつく場面は案外限られているのかもしれませんね。

 

じゃあ、自分は正直者なのか、と考えた時ふと思ったんです。

他人に嘘をつく場面は少なくても、自分自身に嘘をつく場面も考えたほうがよいのでは、と。

 

例えば、仕事が嫌で辞めたいとか、結婚してみたけどどうしても相手と上手くいかなくて離婚したい、など心の中では思っていても、経済的理由や世間体を気にしてずるずる現状のままでいるような場面があるとします。

こういうのって、自分に嘘をついてることになりませんか。まさに心の中で葛藤がある状態ですよね。

 

だとすれば、このような状況で心の中の声に正直に生きようとすれば、さっさと仕事を辞めるとか、離婚することが一般的な解決策ではないでしょうか。

 

そうすると、上手く転職できないかもしれないとか、離婚によって子供や両親に迷惑をかけてしまうかも、という精神的ストレスがのしかかってくるかもしれませんし、経済的なリスクも大きいかもしれません。みんながみんな、心の声にいちいち従っていたら、世の中が混乱してしまうように思えます。

 

なので、自分に正直であることって、他人からみれば自己中とも受け取れるし、かなり勇気がいることだと思えてしまいます。

 

これを敢えて行うことが正直なことになるのでしょうか。

そうなのかもしれません。

 

そういえば世の中では一時期、断捨離という言葉が大流行しましたね。

心ときめかない物を処分してシンプルな暮らしにすることが、国境を越えて世界中で受け入れられたようですが、クリシュナムルティは、心の中に葛藤(ゴミ)がない状態を「正直」と呼び、「シンプル」な状態であると言いました。

 

それにしても、心の中にあるモヤモヤだとか、悩みをきれいさっぱり処分できたらさぞかしさっぱりするでしょうね。

 

ここまできてふと気づいてしましました。

これって、要は瞑想じゃね? (笑)

そうだ、瞑想すればいいんだ。

 

というわけで、シンプルな生き方へシフトするには瞑想をするのが近道だという結論にたどりつきました。

Upworkを利用してみた<体験談その2>

Virtual Assistantのおススメ度は?

前回に引き続き、Upworkを利用した体験談ご紹介する前に、Virtual Assistantのおススメ度についての持論を紹介します。(注:ここでいうVirtual Assistantとは、English-speaking Virtual Assistantに限定しています。)

 

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みなさんの中には「Virtual Assistantという分野で稼げるの?」という疑問があるかと思います。

 

自分の体験から達した結論は、「お小遣い稼ぎにはなるけど、正直なところ割に合わない」です。ましてやこの分野でUpworkのみの収入で生活費を得ることはかなり難しいのではないかと思います。(実際にUpworkでフルタイムに移行しようという気にはなれなかったので推定ですが。)

 

「割に合わない」と感じた主な理由はこれです。

  • そもそも英語を使う派遣と比べて時給が低い案件がほとんど。
  • 案件にたいして予算の上限を設定していても、実際には上限を超える時間を要する場合が多い。
  • Upwork側が報酬から20%もの手数料を差し引くため、手元に残る報酬額が少ない。
  • ほとんどの案件が短期なので収入が安定しない。

Upworkを使うメリット

ネガティブなことばかり並べてしまいましたが、それでも一度経験する価値はあると思います。なぜかというと、

  • 場所を選ばず、すきま時間を使って仕事ができる。
  • 求められる仕事内容が、ニッチな需要だったりするので、そのような分野に特化して自分を売り込むことも将来可能になる。
  • クライアントとの相性が良ければ、もっと良い条件の提示も見込める。
  • 自然にリサーチ力がつく。
  • Upwork内で案件をリサーチすると、市場でどんなスキルが要求されているのかがリアルタイムで理解できる。

自己アピール例

そこで、初めて登録する方にお勧めするのが「プロフィール欄を充実させる」ということです。自分が対応可能なことをできるだけ詳細にリスト化するとよいと思います。

参照までに下記の例をご覧ください。

  • 日本での旅程をご希望に応じて作成します。
  • 日常生活の様々な手配(粗大ごみ、銀行口座開設のアシスト、レストラン、歯医者、クリニックなどの予約、日本語での郵便物の説明等)に丁寧に対応します。
  • ネットでのリサーチ業務が得意です。
  • 日本語でのビジネスレター、名刺手配、出張手配に迅速に対応します。
  • 必要に応じて対面での業務も対応します。

これらのリストの多くは実際にリクエストがあったものなので、プロフィール欄に加えることで、「この人はこちらのやって欲しいことを良く分かってくれているな」という印象を持ってもらえるはずです。

 

もちろん、これはほんの一例なので、実際にはご自身の得意分野をリスト化するとよいです。

では、体験談の続きです。

今回は実例その2~4までをご紹介します。ちなみに通貨はクライアントの国籍にかかわらずアメリカドルです。

 

実例その2

ポジション:東京滞在中の旅程作り

仕事内容:出張で来日するオーストラリア人のために、東京での2日間の自由時間の行程を希望に応じて手配・予約する

時給:$12.50

所要時間:8時間まで

 

こちらのクライアントは、出張で来日する予定があり、その来日期間中、東京で2日間のフリータイムがあるため、この時間を有効に使いたいということで、観光用の日程作りを依頼されました。いわゆるインバウンド業務と同じです。

 

どんなことに興味があるのか、食べ物の希望などを聞いて、本人が無理なく楽しめる日程を組みました。

 

実はこの依頼が来た時は、たまたまインバウンドの専門会社で外国からの旅行者の旅程を組む仕事をしていたため、外国人が好む場所、エンタメ、レストラン等の知識がすでにあり、まるで普段の仕事の延長のような感覚で進めることができました。 

そのため、短い東京での滞在が充実して友人にも自慢できてよかった、と喜んでもらえました。

所要時間は8時間までとの合意で受諾しましたが、実際リサーチや日程作りに費やした時間は大幅に8時間を超えてしまいました。 

 

実例その3

ポジション:翻訳手配&デジタルマーケティング

仕事内容:英文エッセイを和訳して、日本のメディアに掲載させる

予算:$250

このクライアントは、ギリシャ在住のギリシャ人作家で、今までに英語で発表されたエッセイを、プロの翻訳家に和訳してもらった上で、日本の有名メディアに掲載してもらいたい、という依頼内容でした。

 

これもVAの範囲内なのか、と一瞬迷いましたが引き受けました。

やったことは、1)ランサーズで翻訳家を募集して選定し、エッセイの日本語訳を完成させる。こちらの翻訳費用はクライアント持ち。2)日本の大手メディアを選定し、メールでクライアントの略歴等を説明し、エッセイの和訳の掲載をお願いする、という2つの作業でした。

 

報酬金額についてですが、翻訳家の選定をする際に試訳を提出してもらったところ、30名ほど応募があり、それぞれの試訳を評価するのに相当な時間を費やしてしまいました。そのため、報酬金額の$250を時給に換算した場合、とても受け入れられないような安い値になってしまいましたが、結果論なので仕方がありませんでした。一方、メディア担当者とのやり取りは、あっけないほど早くOKがでたため、それほど時間を要することなく任務は完了しました。

実例その4

ポジション:Personal Assistant

仕事内容:個人的な用事のアシスト

時給:$12.50 (週に2時間まで)

東京都内在住のアメリカ人からの依頼でした。主な仕事は日本でクレジットカードを作る際のリサーチや、銀行口座を開設するための準備を手伝うことでした。こちらは、オンラインではなく、都内のカフェで一緒にPCのスクリーンを見ながら銀行口座の開設作業を進めるといった働き方でした。

 

このようにVirtual Assistantと言っても、クライアントの国籍はもとより、要求内容は多岐に渡っています。

また、今回ご紹介した例は、自分から応募したものではなく、クライアントからInvitation という方法で通知をもらい、最終契約を結んだものばかりです。

 

こうすればよかった

すでにお気づきかと思いますが、依頼案件に設定された時間と、実際に要した時間との間には毎回大きなギャップがありました。

そのような場面では、途中でクライアントに相談をして、条件を変更してもらうべきだったのですが、かけだしの頃は躊躇してしまいました。その結果「割の合わない」感を持ってしまったのかもしれません。

 

これから利用される方は、報酬額や、時間枠に交渉の余地を残しておくことを強くおススメします。

 

 

Upworkを利用してみた<体験談その1>

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Upworkとは

Upworkはフリーランサー用の英語版のお仕事のマッチングサイトです。 ニューヨーク発祥、世界最大規模だけあって、世界中のありとあらゆるタイプの仕事がラインアップしています。

Upworkのリンクはこちら

とりあえず登録したら

このサイトで登録する際には、どの分野での仕事を希望しているのかを明確にする必要があります。 私の場合は、これといったスキルがなかったので、最初は英語対応のVA(Virtual Assistant)として登録しました。今から4年前(2016年秋)のことです。

当時は日本でのUpworkの知名度がまだまだ低かったからか、登録したその日に仕事のオファーをいただきました。しかも、希望した時給である$16.00より$2.00も上乗せしてくれて、$18.00でのオファーでした。Upwork上では実績ゼロなのにすごいな、と感動したことを覚えています。(注:この時給の一部をUpworkがコミッションとして差し引くため、実質時給は$14.40くらいでした。)

その後色々な依頼が舞い込んできましたが、当時は派遣のフルタイムの仕事との掛け持ちだったため、すべてを引き受けることはできず、一部のみお引き受けしました。

依頼者からの依頼内容は、やりがいのあるものが多く、こんな需要があるのか、と驚くことが多かったため、今回は過去に引き受けた仕事や、問い合わせのあった仕事内容についての体験談を、数回に分けてご案内したいと思います。

Upworkをこれから利用しようと考えている方、VAや英語を使ってリモートで仕事をしたいと考えている方の参考になれば幸いです。

実例その1

Upworkに登録したその日にオファーをいただいた仕事がこちらです。

ポジション:英語でのVirtual Assistant
仕事内容:東北に在住のアメリカ人夫婦の日常生活がスムーズにいくようにアシストする
時給:$18.00
就業時間(見込み):週に約10時間まで

当時東京に住んでいたため、東北地方に住むクライアントの要求に応えられるのか不安でした。ところが、結果としては、クライアントとのコミュニケーションもスムーズにいき、無事任務を完了することができました。依頼内容や指示がとても明確で分かりやすかったのと、クライアントがとても寛容でオープンな方だったのが上手くいった原因だと思います。

仕事内容は、下記の依頼内容の一部にあるように、ほとんどがネットでのリサーチと予約手配でした。

具体的な依頼内容の例

  1. 粗大ごみの手配
  2. パソコンのキーボードの修理ができる店を探す
  3. 美容院の予約
  4. マッサージのお店リサーチ&予約
  5. 歯医者さんのリサーチ&予約
  6. キャットシッターのリサーチ&手配
  7. 日帰り旅行のリサーチ
  8. レストラン予約
  9. コンサートのチケットを紛失してしまったので、チケットがなくても入場できるよう主催者と交渉

毎回新しい指示がある度に、通勤時やランチタイムなどのすきま時間を利用して、スマホでリサーチをしたり、電話で予約をしたりしてタスクをこなしていました。 そして、少し面倒なのですが、タスクにとりかかった時間をメモして適宜報告しました。こちらのクライアントは、その後徐々に東北での生活になじんでいったのか、依頼回数が減っていき、いつの間にか自然消滅しました。(笑)

とは言え、はじめてのVA体験だったので全力で対応しました。 ちなみに、Virtual Assistantとしての仕事の内容は、クライアントによっては全く異なるかもしれません。 特に日本に住みながら個人で事業を始めたばかりの外国人が、Upwork上でVAを募集しているケースが多い印象があります。 この場合は、上記のようなタスクより、ビジネスの補助が中心になると思います。

まだまだ続くよ

次回以降は、VA初体験後に受けた仕事について、具体的に説明しつつ、プロフィール欄にアピールする方法についてもアドバイスできればと考えています。

 

セントマーチン島で活躍する画家 Roland Richardsonのアートギャラリー

セントマーチン島の必見スポット

セントマーチン島で是非とも紹介したいアートギャラリーがあります。

それは、「カリブの印象派の父」とも呼ばれ、この島を代表する画家、ローランド・リチャードソン氏のアートギャラリーです。

下のカードの絵からも分かるように、カリブの日差しを受けた静物が、明るい色彩で生き生きと描かれています。

 

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ギャラリーで作品を購入時にいただいたカードの表紙

 

画家ローランド・リチャードソン(Roland Richardson)とは?

セントマーチン島出身。1700年代からセントマーチン島に移住してきたフレンチカリビアンを先祖に持ち、「”Plein Air" Impressionist」(*1)として、島の風景や人物などを描き続けてきました。

 

 

半世紀以上にも及ぶ創作活動から生まれた作品が物語っているのは、島で暮らす人々の生活風景です。特に今では過去のものとなりつつある伝統的なカリブの民家の絵は、貴重な資料とも言えます。

 

2007年には、画家として島に貢献したことが認められ、オランダのベアトリックス女王よりナイト爵位が授与されました。また、フランス政府からも、彼の業績に対して生涯功績賞(Life-time Achievement Award)が授与されています。

 

リチャードソン氏は、現在でも積極的に絵を描き続けており、アメリカ人を中心に多くのファンを魅了し続けています。

 

詳しくはホームページ(英語)をご覧ください。

 

(*1 日本語の直訳では「アウトドア印象派」、もしくは「屋外の印象派」)

 

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ローランド・リチャードソンが描いてきたもの

カリブ海地域で印象派を代表する画家と言えるでしょう。

先述した通り、彼が一貫してテーマとしてきたのは、”Plein Air”(アウトドア/屋外)。

ギャラリーには、セントマーチン島の風景画が所狭しと並んでいます。

 

下の写真にもあるように、彼の作品にはホウオウボク(flamboyant)の赤い木が必ずといっていいほど登場しています。

ホウオウボクカリブ海、そして人々の生活をありのままに描く彼の作品で重要なテーマは「光」です。 光によって視覚が捕えることのできる色彩のエネルギーが、絵の中で見事に表現されています。

Roland Richardson

ギャラリー内

Roland Richardson

ギャラリー内

ギャラリーの紹介

ギャラリーは、マリゴ(Marigot)のRue de la Republique通りに立ち並ぶ可愛らしい家々の中にあります。

19世紀のクレオール様式の建物が、白と赤を基調に美しく改修されていて、この建物だけでも鑑賞する価値があります。

Roland Richardson

ギャラリーのある通り

 

Roland Richardson

ギャラリー入口

 

ギャラリーに入ると裏には中庭があり、一瞬フランスの田舎に紛れ込んだかのような空間が広がっています。この中庭に出ると、二階に続く階段があり、こちらもギャラリーの一部なので作品の鑑賞ができます。

 

Roland Richardson

中庭と元兵舎

 

中庭をはさんで、ギャラリーの向かい側には、フランス革命以前のフランス兵の兵舎として使用されていた石造りの建物があります。

(こちらはギャラリーの一部ではありません。)

 

2020年3月現在、ギャラリーは火曜日と木曜日のみオープンしており、リチャードソン氏は、2階で制作活動をしています。

 

セントマーチン島でやること”ベスト15”の中で、6位に入っている(Tripadvisor調べ)画家ローランド・リチャードソンのアートギャラリー。

ギャラリーを訪問する人に、自身の作品について気さくに、分かりやすく語るリチャードソン氏の暖かい人柄が人気の秘密のようです。

 

最後に私が購入した作品(エッチング3点)をご紹介します。

リビアンスタイルの木造の家が好きなので選んだのですが、残念ながら、このような伝統的な家は、今ではあまり見られなくなりました。過去2度も襲った大きなハリケーンで崩壊してしまったり、コンクリートの家にシフトしてきているのが原因だと思います。

 

これらの家のエッチングから私が感じ取ったのは「質素だけど幸せだった日々」です。

(かつて20代の数年をこの島で過ごしたために、ノスタルジックな感情が重なったのかもしれません。)

 

エッチング以外にも多くの作品が鑑賞できますので、是非覗いて見てください!

 



 

 

セントマーチン島の観光で外せない展望台

セントマーチンのフォトスポットはここ

セントマーチン島は地形が山がちで高低差があるため、カリブ海を見下ろすことのできる絶景がたくさんあります。まさにフォトスポットだらけの島です。

その中で絶対に外せない場所は、フレンチサイドのマリゴ(Marigot)にあるFort Louisでしょう。(Fort St. Louisとも呼ばれています。)

 

Fort Louisは、もともとは1789年にマリゴの港の倉庫にある塩や、コーヒー、サトウキビ、ラムを略奪から守るために作られた要塞の跡地です。

 

360度全方位を見渡すことができるので、セントマーチン島の展望台として人気のスポットです。

Fort Louisの位置

Fort Louisは、フレンチサイドのマリゴ(Marigot)の海側にある丘の上にあります。

丘の上のフランス国旗を目印にしてください。

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Fort Louisの位置

詳しい地図は以下になりますが、地図の中にある教会(eglise-Saint-Martin-de-Tours)の裏から登るのが分かりやすいルートです。教会裏には駐車場もあります。

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マリゴの街とFort Louisの位置関係

実際の教会の写真はこちらです。

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マリゴにある教会

Fort Louisまでは徒歩で2~3分の登りになります。

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Fort Louisに向かう途中の登坂

それでは、Fort Louisからの写真を何点か紹介します。

 

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Fort Louisからの眺め

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是非セントマーチン滞在中に訪れてみてください。

 

セントマーチン島のおすすめホテル

セントマーチン島に滞在するならこのホテルをおすすめ

 この記事は、これからセントマーチンに旅行する計画を立てている方で、どのホテルに滞在するか迷っている方に向けて書きました。先週までセントマーチンに2か月間(2020年1月~3月)滞在していたので、最新の情報が共有できるかと思います。

 

目次

 

 

セントマーチンのホテルと言えば、日本のメディアでは、ソネスタホテル(正式名称はSonesta Maho Beach Resort, Casino & Spa)を良く紹介していますね。何といっても空港のすぐ近くにあるので便利ですし、アメリカ的なホテルが好きな方にはぴったりです。

 

ただ、ホテルの部屋で、のんびりとくつろげる贅沢な時間を満喫したい、という方に私が迷わずおすすめするホテルがあります。それはフレンチサイドのGrand CaseにあるGrand Case Beach Club(略してGCBC)です。

 

ホテル情報なのにGCBC一択ですみません。ただ、本当におすすめな場所なので、ご興味のある方はこのまま読み進めていただければ幸いです。

 

他のホテルと比較したいという方のために、TripAdvisorのランキングを調べてみたところ、なんとGCBCが堂々一位になっていました!

 

www.tripadvisor.ca

 

ちなみに料金についてはシーズンによってかなり変動するのでGCBCのウエブサイトを参照ください。

一例としてロフト付きオーシャンビューのStudioタイプの一泊の料金は、8月中旬では$250ですが、同じカテゴリーの部屋に年末年始に宿泊した場合、一気に2倍に跳ね上がり$501になります。

GCBCをすすめる6つの理由

さて、このGCBCですが、2016年に5泊ほど滞在したことがあります。今回は友人のアパートに滞在していたので宿泊はしなかったのですが、その間に、GCBCに滞在していた知人を訪ねてホテルのお部屋にお邪魔したり、朝食のために敷地内にあるサンセットカフェに行くなどして、ハリケーンイルマ後の様子を知ることができました。現在のGCBCは、ハリケーンで大きな被害を受けたにもかかわらず、以前の良さを保ちながら、新しく生まれ変わっていました。

 

さっそくGCBCをおすすめする具体的な理由を以下ご紹介します。

 

その① アットホームな雰囲気

滞在してみると体感できるはずですが、部屋はもちろん、施設内はアットホームな雰囲気に包まれていて居心地がいいです。そこで働いているスタッフが気持ちよく働いているからなのかもしれません。このホテルのことを知る島の友人も同じ印象を持っていたので、おそらく多くの人が共通して感じているのだと思います。

 

その② 部屋の目の前に白砂のビーチ

 

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一階の部屋からの眺め

ほとんどの部屋は素晴らしいオーシャンビューです。

敷地内のビーチは、きめの細かい白砂で浅瀬なので、泳ぎが苦手な方でもリラックスして海の中で歩くことができます。

一階の部屋に滞在した場合は、ドアから数メートル先がすぐにビーチになりとても便利です。写真は一階の部屋のテラスから道をはさんであるビーチチェアからの眺めです。

 

その③ 居心地の良い部屋

 

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バルコニーからの眺め(2016年9月撮影)

GCBCは各部屋にオーナーがいるためか、部屋の内装は質が良く、キッチンもあり過ごしやすくなっています。建物もアパート形式で4階建て。大型ホテルとは違いプライベートな感じがします。

おすすめは、ロフトのある部屋。ロフト部分にベッドがあり、リビングを見下ろすことができておしゃれです。

 

その④ リゾート内にあるサンセットカフェの眺めが素晴らしい。

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サンセットカフェからの眺め(2020年3月撮影)


メニューは充実しています。フランス式の朝食の写真が下になります。クロワッサンはホカホカで美味しく、テーブルからのカリブ海の眺めは最高。いつまでも座っていたいレベルでした。今回、宿泊ゲストではなかったので、朝食のみの利用で、写真のタイプは7.50ユーロ(およそ890円)でした。

 

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サンセットカフェでの朝食(2020年3月撮影)

サンセットカフェのメニュはこちらから。

 

その⑤ Grand Caseのレストラン街まで徒歩圏の便利なロケーション

レンタカーやタクシーを使用しなくても、歩いてGrand Caseのレストラン街に行けます。日中はLOLOでスペアリブに挑戦したり(量が多い!)、テイクアウトで落ち着いて部屋のバルコニーで食事をするのもあり。

 

その⑥ 地元の人や部屋のオーナーも高評価

今回の滞在中に、島に30年以上住んでいる友人が、GCBCについて「セントマーチンで一番のホテル」と高評価していたのに加えて、GCBCの一室のオーナーである知人も、マネジメントについて絶賛していました。

念のために、TripAdvisorでの口コミ評価はこちらになります。(冒頭でセントマーチンの2020年のランキングで一位になっていたことはご紹介しました。)

 

ということで、さくっとGCBCの良さをご紹介しました。

リピーターの多いホテルなので、予約はなるべく早目にするとよいと思います。

 

GCBCの詳細は、以下のリンクをご参照ください。

 

お部屋について

料金について

施設内の写真

 

ローシーズン時に滞在するときのデメリットについて

ローシーズン期間に滞在すると、ハイシーズン時の料金の半額になるため、お財布にやさしいのですが、何点か注意が必要です。

 

1)ローシーズンはハリケーンシーズンとも重なり、滞在中にハリケーンが島に上陸する可能性があります。ただ、ハリケーンが島を直撃する確率は低いはずです。

 

2)レストラン等が休業しているところがあり、ハイシーズンに比べると若干活気がなくなります。

 

3)気候的にもかなり暑くなります。

 

実際に、2016年9月にセントマーチンに滞在した際にも、カリブ海地域に小規模のハリケーンが発生して、直撃はしなかったものの、滞在日程を変更せざるを得ませんでした。 このあたりの決断は難しいですね。

 

それでは、最後にセントマーチン島の電子書籍のガイドブック(日本語)を以下ご紹介します。

 

www.amazon.co.jp

 

 (この記事を書いている3月16日は、新型コロナウイルスの影響でアメリカやイギリスを含むヨーロッパからのセントマーチン島への便は3月16日より2週間の間キャンセルになっています。早く収束するように祈るばかりです。)

 

 

セントマーチン島への行き方

セントマーチン島への格安航空券の最安値

今年(2020年)の1月よりセントマーチン島に2か月の予定で滞在しています。

この島を直撃したハリケーン・イルマ(2017年9月)後、初めての訪問になりますが、あらためてこの島の魅力を再確認しています。

 

さて、セントマーチン島に興味があるけど、日本からの行き方が今一分からない、という方のためにセントマーチン島までの格安航空券の検索方法を中心にご紹介します。

 

ご参考までに、ゴールデンウィーク中に8日間ほどの旅程で東京発着のフライトで旅程を組んだ場合、2020年2月末の検索結果によれば、最安値は152,920円でした。

 

以下、ご自身で検索する際に、効率良く、なるべく予算を抑えられるような検索の仕方をご紹介します。

 

目次

 

セントマーチン島の空港の3レターコードはSXM

 

セントマーチン島の空港の正式名称はPrincess Juliana International Airportで、空港の3レターコードはSXMです。

 

写真(下)は一月半ばに撮影した空港の外観です。ハリケーンイルマにより空港が大きな損害を受けたため、現在空港の内部はかなりこじんまりしていて、お店の数も限られていました。空港のウエブサイトによれば、2020年に新しく生まれ変わるようです。

 

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セントマーチン島の空港の外観

日本からはアメリカ経由かヨーロッパ経由

 

日本からセントマーチンへは直行便はありません。アメリカ経由か、ヨーロッパ経由になりますので、選ぶ際のポイントをご案内します。

(格安航空券の値段は2020年のものです。)

 

アメリカ経由の場合

 

航空会社

American Airlines, Delta, United Airlines

乗り継ぎ回数

1~2回

所要時間

約25~40時間

値段

15万円台~

特徴

アメリカ国内で乗り継ぎするバリエーションが多数(例:New York, Miami, Atlanta, Portland, Los Angeles, Charlotte, Dallas/Fort Worth, Honoluluなどの空港に一か所、もしくは二か所乗り継ぐ。)

アメリカで一泊するパターンが多い。

・所要時間が短いフライトは、乗り継ぎの時間が短いことが多いので注意が必要。

アメリカ経由なのでESTAの取得が必須。

 

ヨーロッパ経由の場合

 

航空会社

Air France, KLM

乗り継ぎ回数

1~2回 (1回の場合はパリ、2回の場合は、パリとアムステルダム

所要時間

約25~40時間

値段

19万円台~

特徴

アメリカ経由より所要時間が短くてすむパターンが多い。パリかアムステルダムで一泊しなくてもよい場合が多い。

アメリカ経由より値段が高い。

 

これ以外にも、日本からアメリカへのフライトをJALANAなどを利用して、アメリカからは上記の航空会社を利用する組み合わせもあります。

 

格安航空券のおススメ検索方法

ここからは、なるべく安い航空券を見つけたい、という方のために私が実践している方法をご紹介します。ステップ1とステップ2の手順ですすめていきます。

 

ステップ1 最安値の時期を把握する

 ①Matrix Airfare Searchの画面にいく

 

以下のサイトにアクセスして、検索条件の幅を広げておく。

https://matrix.itasoftware.com/

 

  • Departing from ➡ Tokyo➡”All airports”(例:東京の場合)
  • Destination➡SXM
  • Dates➡ ”see calendar of lowest fares”
  • Cabin➡ ”cheapest available”
  • Stops➡ ”no limit”
  • Extra stops➡ ”no limit”
  • Currenty➡ ”Japanese Yen”を選ぶ

 

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最初のスクリーン

 

②必要項目を入れる

 

例として、ゴールデンウィークに東京から出発した場合のスクリーンはこちらです。

 

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GWの値段を検索する時の例

 

この条件での検索結果(下)を見ると、4月30日(木曜日)と5月は火曜日出発が15万円台でお得であることが分かります。

 

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検索結果

 

 ③フライトの詳細を確認する

 

試しに、最安値だった5月5日火曜日をクリックします。

 

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最安値の日をクリックした時の画面

この結果より、この日の最安値はデルタ航空で、フライトは32時間20分、 羽田午後6:25分発、2か所(PDX, ATL)での乗り継ぎがあり翌日1:45pmにセントマーチンに到着することが表示されています。

 

カーソルをフライトに移動すると”Details”という表示が出てくるので、それをクリックするとフライトの詳細が分かります。

 

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フライトの詳細画面

 

ここでLayover(乗り継ぎ時間)を確認してフライトをいくつか選択しておきます。

 

④さらに絞り込む

引き続き、もっと絞り込んで最適なフライトを見つける場合は、青い矢印の各項目をクリックすると希望するフライトが検索できます。

絞り込みでは以下の機能があります。

 

“AIRLINE” ➡エアラインを指定したいとき

”DEPART”/”ARRIVE”   ➡発着時間や到着時間の幅を指定したいとき

”DURATION”  ➡所要時間を指定したいとき

”FROM/TO” ➡空港を絞り込みたいとき

”STOPS” ➡乗り継ぎ回数を指定したいとき

 

ステップ2.  実際に予約サイトで予約する

 ①格安航空券の予約サイトでステップ1で得た希望のフライトを再検索

 

ステップ1でどのようなフライトがあるのか把握できたら、格安航空券の予約サイトで同じ条件にて検索します。先ほどの検索サイトからはフライトを直接予約することができないためです。

 

私はいつもSurprice(HIS系列)を利用していますので、こちらのウエブサイトで検索しました。すると、最安値は152,670円で、航空会社が異なり、乗り継ぎも1回のみ、という好条件の結果が出ました。

 

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予約サイトでの検索結果

フライト詳細はこのようになっています。

 

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フライトの詳細画面

 ②希望の値段で見つからなかった場合は、他の予約サイトで検索してみる

 

もし、予約サイトで最安値が出てこないときは、その他のサイトで再度検索をすると見つかる場合がよくあります。あきらめずにいくつかのサイトをチェックしてみてください。また、同じ予約サイトでも、再検索するとなぜか最安値が出てくる場合もあります。

 

検索方法のまとめと注意点

 

このように、ステップ1で、ある程度の最安値とルーティングを把握したところで、その値段を目安にして予約サイトで検索をかける、という方法を取ると、条件のよいフライトを見つける確率がぐんと上がるはずです。

 

予算を抑えたいときに気を付けるべき点は、乗り継ぎのためにホテルで一泊する必要があるかどうか、ということです。

多くの場合は、アメリカで一泊することになると思いますが、もし空港で待機できる時間帯であれば、体力的にはきついとは思いますが、ホテル代が節約できます。

 

 

セントマーチン島の楽しみ方が分かる電子書籍とリンク 

 

ガイドブック

セントマーチンに関する日本語での詳しい情報は、こちらのガイドブック(電子書籍)をおススメします。

 

 

 

このガイドブックはセントマーチンに長期在住している方(日本人)が作成したものです。ハリケーンイルマ後の情報にアップデートされていますので、とても参考になると思います。

 

セントマーチンの観光局のサイト

 

https://www.st-martin.org/ (French side)

http://www.vacationstmaarten.com/ (Dutch side) ←こちらは内容が貧弱なのであまり参考にはなりません。

 

それではセントマーチンの続編もこうご期待。

Bon voyage!!