Upworkを利用してみた<体験談その1>
Upworkとは
Upworkはフリーランサー用の英語版のお仕事のマッチングサイトです。 ニューヨーク発祥、世界最大規模だけあって、世界中のありとあらゆるタイプの仕事がラインアップしています。
とりあえず登録したら
このサイトで登録する際には、どの分野での仕事を希望しているのかを明確にする必要があります。 私の場合は、これといったスキルがなかったので、最初は英語対応のVA(Virtual Assistant)として登録しました。今から4年前(2016年秋)のことです。
当時は日本でのUpworkの知名度がまだまだ低かったからか、登録したその日に仕事のオファーをいただきました。しかも、希望した時給である$16.00より$2.00も上乗せしてくれて、$18.00でのオファーでした。Upwork上では実績ゼロなのにすごいな、と感動したことを覚えています。(注:この時給の一部をUpworkがコミッションとして差し引くため、実質時給は$14.40くらいでした。)
その後色々な依頼が舞い込んできましたが、当時は派遣のフルタイムの仕事との掛け持ちだったため、すべてを引き受けることはできず、一部のみお引き受けしました。
依頼者からの依頼内容は、やりがいのあるものが多く、こんな需要があるのか、と驚くことが多かったため、今回は過去に引き受けた仕事や、問い合わせのあった仕事内容についての体験談を、数回に分けてご案内したいと思います。
Upworkをこれから利用しようと考えている方、VAや英語を使ってリモートで仕事をしたいと考えている方の参考になれば幸いです。
実例その1
Upworkに登録したその日にオファーをいただいた仕事がこちらです。
- ポジション:英語でのVirtual Assistant
- 仕事内容:東北に在住のアメリカ人夫婦の日常生活がスムーズにいくようにアシストする
- 時給:$18.00
- 就業時間(見込み):週に約10時間まで
当時東京に住んでいたため、東北地方に住むクライアントの要求に応えられるのか不安でした。ところが、結果としては、クライアントとのコミュニケーションもスムーズにいき、無事任務を完了することができました。依頼内容や指示がとても明確で分かりやすかったのと、クライアントがとても寛容でオープンな方だったのが上手くいった原因だと思います。
仕事内容は、下記の依頼内容の一部にあるように、ほとんどがネットでのリサーチと予約手配でした。
具体的な依頼内容の例
- 粗大ごみの手配
- パソコンのキーボードの修理ができる店を探す
- 美容院の予約
- マッサージのお店リサーチ&予約
- 歯医者さんのリサーチ&予約
- キャットシッターのリサーチ&手配
- 日帰り旅行のリサーチ
- レストラン予約
- コンサートのチケットを紛失してしまったので、チケットがなくても入場できるよう主催者と交渉
毎回新しい指示がある度に、通勤時やランチタイムなどのすきま時間を利用して、スマホでリサーチをしたり、電話で予約をしたりしてタスクをこなしていました。 そして、少し面倒なのですが、タスクにとりかかった時間をメモして適宜報告しました。こちらのクライアントは、その後徐々に東北での生活になじんでいったのか、依頼回数が減っていき、いつの間にか自然消滅しました。(笑)
とは言え、はじめてのVA体験だったので全力で対応しました。 ちなみに、Virtual Assistantとしての仕事の内容は、クライアントによっては全く異なるかもしれません。 特に日本に住みながら個人で事業を始めたばかりの外国人が、Upwork上でVAを募集しているケースが多い印象があります。 この場合は、上記のようなタスクより、ビジネスの補助が中心になると思います。
まだまだ続くよ
次回以降は、VA初体験後に受けた仕事について、具体的に説明しつつ、プロフィール欄にアピールする方法についてもアドバイスできればと考えています。