旅と仕事と生き方についてのブログ

Following the path of least resistance

50歳を超えてからのアウェー体験

 

こんにちは!

皆さんお元気ですか?

 

50歳を超えたら...

 

先日、私が憧れている本田直之さんという方のツイッターにこんなことが書かれていました。

 

50歳を超えたら、新入社員になったくらいの気持ちで、自らアウェー体験をして学び直す意識を持つことが大事。

 

実は私、来月54歳になるのですが、ちょうど50歳を目前にしたタイミングで長年勤めた職場を卒業したんです。

 

当時「年齢的に手遅れにならないうちにいろんな仕事体験をしてみたい。」という強い気持ちが働いての決断でした。まさに「新入社員になったくらいの気持ち」を持って新しい職場に臨んだのです。

 

ちなみに、50歳直前で仕事を辞めた時、私には際立ったスキルがあったわけでもなく、某大使館で英語を使った仕事をしていた、という経験しかありませんでした。

 

私のアウェー体験

恥ずかしいほどに無計画に始めたアウェー体験、気づけばもう4年も経っていました。

 

行き当たりばったりでしたが、ありがたいことに色々なお仕事に恵まれました。

 

どんなお仕事だったかというと、訪日外国人のためのインバウンド業務のお仕事、2つの大使館(前職とは異なります)で、産休や病欠の方に代わってのお仕事、リサーチ会社でウエブリサーチ業務のお仕事、そしてインドでの就労経験。全部で5つものお仕事をさせていただきました。

 

このような色々な仕事をさせていただく機会があったことに、とても感謝しています。

 

(1つだけ心残りなのは、インドでの就労期間が目標だった3年に到達しなかったことですが。)

 

どんなメリットがあったか

さて、4年が経過した今振り返ってみると、このアウェー体験にはこんなメリットがありました。

 

★新しい職場でたくさんの人との出会いがあって、常に新鮮で刺激的な毎日だった。

 

★上司に恵まれたおかげで、心が成長することができた。

 

★インドでの就労経験で、自分の今までの常識があっさり崩壊。おかげで未知の惑星でも住めそうな気がするほど、異なる文化や考え方に柔軟に対応できるようになった。

 

★贅沢さえしなければ、何とか経済的にもやり繰りできることが分かった。

 

★仕事と仕事の合間に、今まで行きたかったところ(南仏、カリブ海地域、アメリカ、カナダ)にも行き、旧友やかつてお世話になった人達とゆっくり再会できた。

 

アウェー体験のデメリット

誰でも想像できることとは思いますが、このアウェー体験、いつまでもできるものではないような気がします。

 

なぜかというと、今までと同じように求職活動をしても、年齢がネックになり、なかなか思うように進まなくなるようになると思うのです。

 

(断言していないのは、まだ今の段階で求職活動をはじめたばかりで、結論がでていないからです。)

 

そもそも「アウェー」と言える人には、戻ってくることができる「ホームグラウンド」があるからこそ、安心して体験できるのかもしれませんね。

 

それのない人にとっては、上記のデメリットは致命的です。

 

ではどうするか

50歳からのアウェー体験を通して、あらかじめ準備しておけばよかった、と思うことがいくつかありました。

 

もし10年前の自分に会えるとしたら、私はこんなことをアドバイスします。

 

★本業での収入が減っても、それ以外の収入源を早いうちに確保してね。

(例:不動産の家賃収入や、株の配当金など。)

 

★一日でも早く副業にできるスキルを身に着けておいてね。

 

★興味のあることや好きなことを愚直に追い求めることを辞めないでね。

 

★友達や出会った人との縁を大切にしてね。

 

★将来的には、海外移住や起業することも視野に入れてね。

 

若い時にこんなアドバイスをもらって、素直に実行していたら、今よりずっと心の余裕が持てたはずです。なんなら、グローバルノマドになって、世界中をホッピングすることも選択肢のうちにあったかも。

 

今となっては遅いですが、これが読んでいただいている方のお役に立てれば嬉しいです。

 

というわけで、私のアウェー体験についてのお話でした。

これからも定期的に近況報告ができたらいいなと思っています。