旅と仕事と生き方についてのブログ

Following the path of least resistance

セントマーチン島への行き方

セントマーチン島への格安航空券の最安値

今年(2020年)の1月よりセントマーチン島に2か月の予定で滞在しています。

この島を直撃したハリケーン・イルマ(2017年9月)後、初めての訪問になりますが、あらためてこの島の魅力を再確認しています。

 

さて、セントマーチン島に興味があるけど、日本からの行き方が今一分からない、という方のためにセントマーチン島までの格安航空券の検索方法を中心にご紹介します。

 

ご参考までに、ゴールデンウィーク中に8日間ほどの旅程で東京発着のフライトで旅程を組んだ場合、2020年2月末の検索結果によれば、最安値は152,920円でした。

 

以下、ご自身で検索する際に、効率良く、なるべく予算を抑えられるような検索の仕方をご紹介します。

 

目次

 

セントマーチン島の空港の3レターコードはSXM

 

セントマーチン島の空港の正式名称はPrincess Juliana International Airportで、空港の3レターコードはSXMです。

 

写真(下)は一月半ばに撮影した空港の外観です。ハリケーンイルマにより空港が大きな損害を受けたため、現在空港の内部はかなりこじんまりしていて、お店の数も限られていました。空港のウエブサイトによれば、2020年に新しく生まれ変わるようです。

 

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セントマーチン島の空港の外観

日本からはアメリカ経由かヨーロッパ経由

 

日本からセントマーチンへは直行便はありません。アメリカ経由か、ヨーロッパ経由になりますので、選ぶ際のポイントをご案内します。

(格安航空券の値段は2020年のものです。)

 

アメリカ経由の場合

 

航空会社

American Airlines, Delta, United Airlines

乗り継ぎ回数

1~2回

所要時間

約25~40時間

値段

15万円台~

特徴

アメリカ国内で乗り継ぎするバリエーションが多数(例:New York, Miami, Atlanta, Portland, Los Angeles, Charlotte, Dallas/Fort Worth, Honoluluなどの空港に一か所、もしくは二か所乗り継ぐ。)

アメリカで一泊するパターンが多い。

・所要時間が短いフライトは、乗り継ぎの時間が短いことが多いので注意が必要。

アメリカ経由なのでESTAの取得が必須。

 

ヨーロッパ経由の場合

 

航空会社

Air France, KLM

乗り継ぎ回数

1~2回 (1回の場合はパリ、2回の場合は、パリとアムステルダム

所要時間

約25~40時間

値段

19万円台~

特徴

アメリカ経由より所要時間が短くてすむパターンが多い。パリかアムステルダムで一泊しなくてもよい場合が多い。

アメリカ経由より値段が高い。

 

これ以外にも、日本からアメリカへのフライトをJALANAなどを利用して、アメリカからは上記の航空会社を利用する組み合わせもあります。

 

格安航空券のおススメ検索方法

ここからは、なるべく安い航空券を見つけたい、という方のために私が実践している方法をご紹介します。ステップ1とステップ2の手順ですすめていきます。

 

ステップ1 最安値の時期を把握する

 ①Matrix Airfare Searchの画面にいく

 

以下のサイトにアクセスして、検索条件の幅を広げておく。

https://matrix.itasoftware.com/

 

  • Departing from ➡ Tokyo➡”All airports”(例:東京の場合)
  • Destination➡SXM
  • Dates➡ ”see calendar of lowest fares”
  • Cabin➡ ”cheapest available”
  • Stops➡ ”no limit”
  • Extra stops➡ ”no limit”
  • Currenty➡ ”Japanese Yen”を選ぶ

 

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最初のスクリーン

 

②必要項目を入れる

 

例として、ゴールデンウィークに東京から出発した場合のスクリーンはこちらです。

 

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GWの値段を検索する時の例

 

この条件での検索結果(下)を見ると、4月30日(木曜日)と5月は火曜日出発が15万円台でお得であることが分かります。

 

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検索結果

 

 ③フライトの詳細を確認する

 

試しに、最安値だった5月5日火曜日をクリックします。

 

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最安値の日をクリックした時の画面

この結果より、この日の最安値はデルタ航空で、フライトは32時間20分、 羽田午後6:25分発、2か所(PDX, ATL)での乗り継ぎがあり翌日1:45pmにセントマーチンに到着することが表示されています。

 

カーソルをフライトに移動すると”Details”という表示が出てくるので、それをクリックするとフライトの詳細が分かります。

 

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フライトの詳細画面

 

ここでLayover(乗り継ぎ時間)を確認してフライトをいくつか選択しておきます。

 

④さらに絞り込む

引き続き、もっと絞り込んで最適なフライトを見つける場合は、青い矢印の各項目をクリックすると希望するフライトが検索できます。

絞り込みでは以下の機能があります。

 

“AIRLINE” ➡エアラインを指定したいとき

”DEPART”/”ARRIVE”   ➡発着時間や到着時間の幅を指定したいとき

”DURATION”  ➡所要時間を指定したいとき

”FROM/TO” ➡空港を絞り込みたいとき

”STOPS” ➡乗り継ぎ回数を指定したいとき

 

ステップ2.  実際に予約サイトで予約する

 ①格安航空券の予約サイトでステップ1で得た希望のフライトを再検索

 

ステップ1でどのようなフライトがあるのか把握できたら、格安航空券の予約サイトで同じ条件にて検索します。先ほどの検索サイトからはフライトを直接予約することができないためです。

 

私はいつもSurprice(HIS系列)を利用していますので、こちらのウエブサイトで検索しました。すると、最安値は152,670円で、航空会社が異なり、乗り継ぎも1回のみ、という好条件の結果が出ました。

 

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予約サイトでの検索結果

フライト詳細はこのようになっています。

 

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フライトの詳細画面

 ②希望の値段で見つからなかった場合は、他の予約サイトで検索してみる

 

もし、予約サイトで最安値が出てこないときは、その他のサイトで再度検索をすると見つかる場合がよくあります。あきらめずにいくつかのサイトをチェックしてみてください。また、同じ予約サイトでも、再検索するとなぜか最安値が出てくる場合もあります。

 

検索方法のまとめと注意点

 

このように、ステップ1で、ある程度の最安値とルーティングを把握したところで、その値段を目安にして予約サイトで検索をかける、という方法を取ると、条件のよいフライトを見つける確率がぐんと上がるはずです。

 

予算を抑えたいときに気を付けるべき点は、乗り継ぎのためにホテルで一泊する必要があるかどうか、ということです。

多くの場合は、アメリカで一泊することになると思いますが、もし空港で待機できる時間帯であれば、体力的にはきついとは思いますが、ホテル代が節約できます。

 

 

セントマーチン島の楽しみ方が分かる電子書籍とリンク 

 

ガイドブック

セントマーチンに関する日本語での詳しい情報は、こちらのガイドブック(電子書籍)をおススメします。

 

 

 

このガイドブックはセントマーチンに長期在住している方(日本人)が作成したものです。ハリケーンイルマ後の情報にアップデートされていますので、とても参考になると思います。

 

セントマーチンの観光局のサイト

 

https://www.st-martin.org/ (French side)

http://www.vacationstmaarten.com/ (Dutch side) ←こちらは内容が貧弱なのであまり参考にはなりません。

 

それではセントマーチンの続編もこうご期待。

Bon voyage!!